時を経ても美しいシンプルなデザイン
◇SIMPLE IS BEST
私たちが目指すデザインは、新築の時だけが美しいデザインではありません10年や20年の時を経ても美しいと思えるデザインを目指したいと考えています。そのためには、その形そのもが美しいと感じるものであることが必要です。それが最も表現されるのが「シンプル」であるということです。余計な装飾に左右されなくても、形がシンプルで美しいフォルムをまず最初にご提案します。
まさに、「Simple is BEST」というわけです。
◇バランスを大切に
シンプルであることに加えて大切なことが、「バランス」です。縦と横のバランスやサッシや開口部のバランスを上手に考えることで、そのデザインは更に整えられて美しくなります。もちろん、部屋のプランニングも考えながらそこを組み合わせていく必要があるのですが、「シンプル」で「バランス良い」フォルムが出来上がったら、その家のデザインは街ゆく人が誰しも気になる存在の家になることでしょう。
ご主人も家に帰る時に、外からちょっと自慢したい家になるかもしれません。
更に、家の形がシンプルであることは、構造的にもコスト的にも優位性が高いということもその魅力のひとつです。
デザインと性能とコストをトータルで両立できるスタイルが、シンプルなフォルムということです。
優しさと風合いを感じる素材時を経ても美しいシンプルなデザイン
◇自然素材の持つ優しさ
二幸住建では、床や壁などの素材には、無垢材や漆喰・珪藻土など、できるだけ自然の素材を提案したいと考えています。その最も大きな理由は、人に優しい素材であるということです。
家の中は癒される空間でなければいけません。冷たくて人工的な素材ではなく、温かみがあり自然に呼吸してくれる素材を使うことで、人を癒してくれる心地よい空間が実現するのだと思います。
小さな子どもが裸足になり、床に寝っ転がって遊ぶ姿はとてもほほえましいものです。
一方、自然素材は施工の難しい素材でもあります。よって合理性だけを求める大手ハウスメーカーやローコストメーカーでは、あまり積極的に採用していません。
細かい現場仕事を得意とする、私たちだからこその得意分野なのかもしれません。
これからも、その得意な仕事を活かして、素材感のある優しい家づくりを続けていきたいと思っています。
縦にも横にも広がる空間提案
◇家は大きな一つの空間である
家のプランニングを考える時に「空間」をどれだけ意識して設計するかということはとても重要です。
二幸住建の設計思想は、家は小さな部屋の集合体ではなく、家自体を大きな一つの空間として考えています。そこで、必要な部屋だけ配置していきながら、あくまでも必要な部分だけに間仕切りを入れるという考え方です。
その空間に、敷地条件に合わせて風や光をどう取り入れていくのか、眺望や音を考慮しながら空間のゾーンを考慮しながらプランニングを考えていきます。
それが本当の意味での「空間設計」だと思います。
もちろん、柱や壁のない大きなリビングや吹き抜けも得意な提案であり、床面積の数字で表されない広々としたスペースを感じていただける設計を目指しています。
しかし、このような空間設計を実現するためには、構造の強さが必要になります。
つまり、通常使われている在来木造や2×4のような工法では難しくなるのです。
そこで、住屋が標準採用している「SE構法」のような、柱や壁に頼らなくても構造的に安全な空間が取れる工法の長所が発揮しされるというわけです。
また、空間が広くなるということは、断熱性能も高いレベルでなければなりません。ここについても温熱環境性能を最高等級を標準としている技術レベルが必要になるのです。